チェックしてみましたところ、、、
archbang(archlinux)-i686において、
glibcを2.25-1でホールドしないで
最新の2.25-2にし、mkinitcpioを走らせ、
kernel panicなしでシステム(kernel)が
正常起動するようになりました。
最新のupgrade操作でインストールされた
mkinitcpio-busyboxのアップグレードが
効いているようなんです。
mkinitcpio-busyboxは、
requiredで、不可分に近い存在のようなのですが、
カーネルにかなり遅れて更新されることになったため、
システム起動がおかしくなっていたのかもしれません。
mkinitcpio-busyboxの実態は、
/usr/lib/initcpio/busyboxのバイナリのみです。
今回カーネルが先に4.11.5-1まで更新されている
状態で、これをインストールしたときのlogは、
upgraded mkinitcpio-busybox (1.25.1-1 -> 1.25.1-2) です。
i686-arch-userさんの受け売りになりますが、
mkinitcpioの実行で、生成され差し替えられる
initramfs-linux.img内には、glibcが提供する
libc.so.6(実態は、libc-2.25.so)が不可欠で、
glibcのバージョンが2.25-2以降が提供する
libc.so.6が入ると、kernel panicが起こる
と思っていました。
結果から見れば、mkinitcpioの実行に不可欠な
mkinitcpio-busyboxが、
1.25.1-1で放置されたために今回の不具合が
起こったということになりそうですが、
未だに本家archlinuxのサイトでは何処吹く風で、
町内会での騒ぎ程度なんですかね。
とにかく、構造的に何がどうして、
こういうことが起こったのか、
さーっぱり理解できません。
mkinitcpio,mkinitcpio-busybox,glibcの
三角関係もどういう関係なのかさーっぱり理解できません。
i686版だけで問題が発症し、x86_64版では
問題が起こらないのはなぜかも、さーっぱり解りません。
archbangのi686版、2つで確かめました。
今度は、更新後に、mkinicpio -p linux コマンドを実行する
のを忘れていません。glibcを最新の2.25-2にして、
問題ないと思います。