新しく、guiのkernelビルダーが入っています。

試してみました。使ってみた感じは、
ライブusb生成ツールでインストールした
状態を前提にしている、と思います。そして、
カーネル更新というよりは、
カーネルをバージョンアップした
新しいaporteusのisoを生成する、
という感じに近いでしょうかね。
試してみたとはいえ、じぶんの環境に合わせて、
やりたいことしかしていないです。
じぶんとしては、カーネルだけをアップグレードしたいのですが、
システム上の問題として、それを簡単にできるようにするには、
難しい面があるのかもしれません。
手作業で、カーネルのみを更新するには、
kernelビルダーを使って生成されたisoをdISOコマンドで
解凍し、必要なものをいま現に起動している
システムの第一パーティションに反映します。
まず、更新前の第一パーテーションにある、
boot/*.c32 を
解凍した側の/boot内にcpする。
更新前の第一パーテーションにある
boot/syslinux/porteus.cfgを
解凍した側の同じファイルに上書きcpする。
つづいて、逆方向に
解凍した側のboot/ を、更新前のboot/ に上書きcpする。
解凍した側のporteus/ を
更新前のporteus/ に上書きcpする。
これで再起動で、無事環境と設定が完全に
維持された状態で起動しました。
カーネルは、4.9.1-3 → 4.9.6(stable)
□ ワーク削除 にレ点を入れず、
□ 元のinitrd.xzとsng保持 にもレ点を入れず
にやりました。この場合、
カーネルがアップグレード済みのUP.Aporteusのisoは、
ワークディレクトリに出現します。
上書きcpするときなどは、元のディレクトリ、ファイルなどの
バックアップを必ず取ってから行ってください。
ライブusb生成ツールを使って
インストールしてあるデフォルト状態、
つまり、ISO/ にisoの本体が存在する場合、
上記の両方に、レ点を入れて実行すると、isoの差し替え
さらにはそれ以外の更新すべきところまで
すべて自動でやってくれるんだったら、サイコーですけどね。
どうなんでしょうか。
手作業インストールをやるときは、
情報取得を手っ取り早くするために
第一パーティションにporteusディレクトリを
設けて、base/ modules/ optional/ rootconpy/
kernel-v4.9.1-3-x86_64.sgn make_iso.sh などを
生で配置していました。つまり、live-cdにしたとき
と同じ状態するってことですね。
この場合、第一パーティションは、
1.5gbぐらいで設けたほうが無難ですけど。
そのおかげで、
やりたい作業がかなりスピーディにできるようには
なりますね。