64gbのusbメモリを買ってみたはいいけれど、
使っていくにつれ、aporteusに
そんなに容量は要らないってことに気づきました。
いよいよとなれば同時つながりさせている
hddなどに場所を借りれば、スペースの必要な作業も
なんとかなるので。で、
この間、nekoさんより教わったバージョンアップの
方法で(11月26日コメント欄参照)、
aporteus-lxde_ja-v16.11.23-x86_64の
カーネルバージョンアップ版である
up.aporteus-lxde_ja-v16.11.23-x86_64.isoを作成。
それを、usbメモリの全域でなく
(「ライブusb作成」ツールだと全域を使うことになる)、
マルチブートを考慮に入れながら、
64gb_usbメモリの限定的スペースへの
インストールに挑戦してみました。
dvd-rw入りのUP.APorteus-LXDE_ja-v16.11.23-x86_64.iso
を立ち上げる。
gpartedを使って、個人的都合もあり、
/dev/sdbの全域を拡張パーティションにし、
そのなかに論理パーティションを2つ。
ext3の/dev/sdb5(約igb)、ext4の/dev/sdb6(約9gb)を作成した。
すでにusb入れしているaporteus-lxde_ja-v16.11.23-x86_64を
usbポートに挿してディレクトリ構成を横目でチェックしながら、
起動中のライブ環境で見える
/mnt/sr0内の内容を、コピーしていった。
起動に関わる第一パーティション(/mnt/sdb5)には、
/bootディレクトリをまるごとコピー。
第ニパーティションには、
$ cd /mnt/sdb6
$ sudo mkdir -p persis/changes
$ sudo mkdir extra iso STORAGE
$ cd ~/
そして、isoのアップグレード作業場にした
archbangの某所より、
UP.APorteus−LXDE_ja-v16.11.23-x86_64.iso を
/mnt/sdb6/isoへroot権限でコピーした。
じぶんのいる環境にこれ、ちゃんとあるらしいんだけど、
「ライブusb生成」スクリプト内記述の
$IOSの意味が解らなかった。
で。ブートオプションを追加するために、
$ sudo blkid
で調べた第ニパーティションのuuid値を元に、
$ sudo leafpad /mnt/sda5/boot/syslinux/porteus.cfg
と開いて、44行目
APPEND initrd=initrd.xz retry copy2ram reboot=force
の後ろにつづけて、
kmap=jp from=UUID:f442ab21-6476-453e-bec9-c2840c00b876/iso/UP.APorteus-LXDE_ja-v16.11.23-x86_64.iso changes=UUID:f442ab21-6476-453e-bec9-c2840c00b876/persis extramod=/extra
と追記した。4行に見えるけれど1行。
キーボードマップより日本語キーボードに、
第二パーティションに置いたisoの読み出しのpathを通し、
設定変更などの保存場所の指定、
あとからインストールしたものを
システムに反映させるためのディレクトリ指定、
の4つについて追記したことになる。
つづいて、ブートローダーのインストール。
$ su
パスワードは、toor。※ちなみにguestのパスワードは guest。
# /usr/share/live-usb/bin/setmbm /dev/sdb
# /usr/share/live-usb/bin/extlinux64 -i /dev/sdb5/boot/syslinux
※諸般マウント過程を省略しているわけは
オートマウントされるため
# reboot
で、メディアを抜いて、起動するはずだった。
が、Failed to load COM32 vesamenu.c32
と出ちゃって、起動できなかった。
出てる表示からすれば、ブートロダーの
チェーン上のせいではなさげ。
しかたがないので、「ライブusb生成」スクリプト
の内容を覗いた。
$ sudo leafpad /usr/share/bin/live-usb-bios
スクリプト言語もc言語もさっぱり勉強が
進んでいない私、かなり、当てずっぽうで
$ sudo cp /usr/share/live-usb/lib/*.c32 /mnt/${target_base}1/boot/syslinux/.
をやってみた。うしろの、ドットの意味がよくわからなかったけど。
コマンドが無事に通って、再起動後、何事もなくブートした。
mbmは、馴れているんで、問題なかったけど、
extlinux64は、はじめて。このコマンドで、
pbrに入るんだ、というような驚きがありました。
これで、64gbのusbメモリを
ひとつのaporteusに占拠されくることなく、
6つ入ることになりました。

きょう、夕方に着いた8gb_usbメモリ3本は、
やや無駄になったけど、少しは勉強が進みました。
一本当たり、3.0対応8gbで550円なら安くない?
送料込みだよ、込み!
あとは、カーネルかな。
一般のlinuxカーネルの状態と
まったく違いますからねえ。
oo1-core.xzmとoo1-z.core.xzm 辺りに
カーネルモジュールが入っていたりします。