2016年04月06日

「○○○が存在します。」がたくさん出るpacman更新時の対応。archlinux系

数ヶ月更新しなかったarchbangで、confuse、i3-wm以外に
3つほども更新できないケースがあった。まずは、
それら、ぜんぶをignoreして、そのほかをupgradeした。

$ sudo pacman -Syyu --ignore confuse,i3-wm,linux-firmware,man-pages,s-nail

エラーの出方は、すべて「○○○が存在します。」という
もので、それらがupgradeの邪魔をしている、
ということのようなので、
それぞれ1アイテムずつ、rmコマンドを使って
邪魔をしているファイルを削除し、
1アイテムずつupgradeしていった。
再起動してみたが問題ないようだ。

削除する数が多くても、アスタリスク「*」を使えば、
手間を少なくできる。たとえば、、、

$ sudo rm -rf /usr/lib/firmware/*
とか、
$ sudo rm -rf /usr/share/man/*
とか、
ディレクトリごと捨てればよい場合もある。
どの階層から下手を削除するかを間違うと、
削除してはいけないものを削除してしまうから要注意。
間違うと元も子もないので、エラーメッセージを
じっと睨むことです。

この辺りは、archlinuxの唯一の欠点と云えるかもしれない。

更新の間隔を開けると、いろいろと起こりやすい。
常時更新していて、パッケージのバージョンが
連続的に更新されていると、
こういう事態にはたぶんならない。
linux馴れしない人には、
若干敷居が高いところかな。

当該のarchbangは、2013年の8月リリースのもの。


posted by ブログ開設者 at 21:25| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする