韓国人棋士は、いちばん真価の問われる
最終戦で負けた。
見方はいろいろだろうけど、
韓国人棋士(黒番)は序盤に石を取ったが、
あまり良くなったようには見えなかった。
下辺の打ち込み以降、下辺を渡ったりして
流れは決定的になってしまった。
黙って中央の地を消しに行ったほうが
良策だったんじゃないかな。
流を失ってから黒地は、
ほとんど増えていないしね。
これが当代一二を争う人の碁?
普通に打てない心理も
あったように思う。
碁として力が拮抗していない。
7目半コミ出しの勝負なのに
コミなし碁みたいに見えた。