2015年10月05日

os-proberの入らないよさ? archlinuxのインストール。

/etc/default/grubで、
GRUB_DISABLE_OS_PROBER=true
と設定する手もあるが、

os-proberが入っていなければ、
じぶん自身以外のgrub.cfgを、サーチしないので、
結果的に同じになる。

イージーオーダーの
archbangを使っていると、気づかない。
archlinuxをインストールする場合、
grub2をインストールするだけでは、
os-proberは釣られてインストールされない。
ってことで、気づいた。

多重マルチをやっていると、update-grub
(grub-mkconfig)にかかる時間はばかにならない。
hdd全体を管理させるつもりのないディストロならば、
じぶん自身以外のgrub.cfgをサーチさせる必要性は
ほぼないし、やってみる価値はあるかも。

ただ、保険として、
不具合が起こったときを考慮し、
ぜんぶをやってしまわないほうがいいのかも。


posted by ブログ開設者 at 22:18| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

fuseモジュールがなく、pt3つながらず。カーネル構築こぼれ話/archlinux-20150901版-i686

お布施を出していないからか、
先ほどらいのカーネル構築、lsmodの
結果を見れば当然のこととして、
dvbでpt3がつながらなかったです。

アタマが明後日の方向をいってしまって、
カーネルの設定のfilesystemの項で、
fuseが動くようにモジュール化等、
設定しなければならないことに
なかなか気づきませんでした。トシですね。

dvb_coreとか要るんじゃないかとか、
関係ないことでじたばたしていました。

dvbでpt3やpt2をやるときは、
fuseはまる必です。お気をつけて。
できあいのカーネルを使うぶんには、
ま、設定が入っていますけど。

fuseパッケージのインストールとは
別件として必要です。


posted by ブログ開設者 at 21:07| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

伝統的カーネル構築法を実践…備忘録。archlinux

以下は、じぶん専用の.configファイルが既に在るとして。

$ cd /usr/src/
$ su
# wget https://www.kernel.org/pub/linux/kernel/v4.x/linux-4.2.3.tar.xz
# xz -dv linux-4.2.3.tar.xz
# tar -xvf linux-4.2.3.tar
# cd linux-4.2.3
# cp ~/コンフィグファイル/.config .
# make olddefconfig
# make -j3
 ←数字はcpuコアの数+1
# make bzImage
# make modules
# make modules_install
# cp arch/x86/boot/bzImage /boot/vmlinuz-4.2.3-mycustom
# mkinitcpio -k 4.2.3 -c /etc/mkinitcpio.conf -g /boot/initramfs-4.2.3-mycustom.img
# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
# reboot


で、デフォルトで立ち上がるようになならないけど、
grubno選択肢には入る。

mbrインストールの場合、mbmを使っていれば、
これで終わりだけど、grub→grubの連携で
マルチブートをしている場合、起動しようとする
まえに、親ディストロを立ち上げ、
# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
をもう一度。作業が増えますね。


posted by ブログ開設者 at 12:41| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

インテルのサウンド設定項目がない。なぜ!? カーネル新規構築/archbang-rebooted-2015.10-i686

じぶんは、素のカーネルソースをダウンロードして、
構築することにこだわっている。
https://wiki.archlinuxjp.org/index.php/%E3%82%AB%E3%83%BC%E\
3%83%8D%E3%83%AB/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%\
AB/%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E7%9A%84%E3%81%AA%E6%96%B9%E6%B3%95

ディストロそれぞれのカーネル構築の
方法では、現時点のカーネルバージョンしか
扱えないし、方法も複雑だからだ。

要するに、ディストロを横断できるやり方で
実践したいし、frontierのカーネルバージョンが使えなければ、
カーネル更新する有り難みも半減する。

で、カーネルソースをふつうにダウンロードし
所定の準備をしたあと、
make menuconfigするんだけど、インテルのサウンド設定項目が
どこを探しても出てこない。その.configファイルと、
音の出ているほうのarchbang-rebootedの.configファイル
(出力方法:zcat /proc/config.gz > .config)を直に見比べたら、
ごっそり設定項目が抜けていることがわかった。

make menuconfigは、.configファイルの生成も
兼ねているようなんだけど、その元のある程度の設定は
どこから来ているのか、知らない。

インテルのチップセットh97を使っているマザーボード
asus h97-proなどの場合、音を出すために、通常のデフォルト設定に
以下の項目を.configファイルに追加する必要があった。

#
# SoC Audio for Freescale CPUs
#

#
# Common SoC Audio options for Freescale CPUs:


のところに、

CONFIG_SND_SOC_INTEL_SST=m
CONFIG_SND_SOC_INTEL_SST_ACPI=m
CONFIG_SND_SOC_INTEL_HASWELL=m
CONFIG_SND_SOC_INTEL_BAYTRAIL=m
CONFIG_SND_SOC_INTEL_HASWELL_MACH=m
CONFIG_SND_SOC_INTEL_BYT_RT5640_MACH=m
CONFIG_SND_SOC_INTEL_BYT_MAX98090_MACH=m
CONFIG_SND_SOC_INTEL_BROADWELL_MACH=m
CONFIG_SND_SOC_INTEL_BYTCR_RT5640_MACH=m
CONFIG_SND_SOC_INTEL_CHT_BSW_RT5672_MACH=m
CONFIG_SND_SOC_INTEL_CHT_BSW_RT5645_MACH=m
CONFIG_SND_SOC_INTEL_CHT_BSW_MAX98090_TI_MACH=m


を追加した。
ぜんぶが必要だとは思わないけど、、、
たぶん、必要なのは、HASWELLの辺り。

ふつうに開くと、

#
# SoC Audio for Freescale CPUs
#

#
# Common SoC Audio options for Freescale CPUs:
#
# CONFIG_SND_SOC_FSL_ASRC is not set
# CONFIG_SND_SOC_FSL_SAI is not set
# CONFIG_SND_SOC_FSL_SSI is not set
# CONFIG_SND_SOC_FSL_SPDIF is not set
# CONFIG_SND_SOC_FSL_ESAI is not set
# CONFIG_SND_SOC_IMX_AUDMUX is not set
CONFIG_SND_SST_MFLD_PLATFORM=m
CONFIG_SND_SST_IPC=m
CONFIG_SND_SST_IPC_ACPI=m
CONFIG_SND_SOC_INTEL_BYTCR_RT5640_MACH=m
# CONFIG_SND_SOC_QCOM is not set
# CONFIG_SND_SOC_XTFPGA_I2S is not set
CONFIG_SND_SOC_I2C_AND_SPI=m


これだけで全部。インテルに関しては、
CONFIG_SND_SOC_INTEL_BYTCR_RT5640_MACH=m
しかない。

ってことで、音の出ないカーネルが出来てしまった
りしていた。なんでかな、ないって?
項目が出ないって!?

まだまだ要らないモジュールが動作している
ようだけど、ずいぶん減らせられた。
makeの時間も、ずいぶん短い。10分以内だと思う。
じぶんのシステム(ハード)にカーネルの中の必要な
ものなんて、ほんのちょっぴり。
ネットと音、付いているデバイス(pt2とかpt3。
プリンタ)が動作すれば、あとは要らないわけでね。

$ lsmod
Module Size Used by
snd_hda_codec_realtek 51326 1
snd_hda_codec_hdmi 34509 1
snd_hda_codec_generic 51708 1 snd_hda_codec_realtek
snd_soc_rt5640 59273 0
x86_pkg_temp_thermal 3949 0
snd_hda_intel 17956 1
regmap_i2c 2287 1 snd_soc_rt5640
snd_soc_rl6231 1306 1 snd_soc_rt5640
snd_hda_codec 82462 4 snd_hda_codec_realtek,snd_hda_codec_hdmi,snd_hda_codec_generic,snd_hda_intel
snd_soc_core 112941 1 snd_soc_rt5640
mxl301rf 3313 2
snd_hwdep 4756 1 snd_hda_codec
snd_hda_core 32913 5 snd_hda_codec_realtek,snd_hda_codec_hdmi,snd_hda_codec_generic,snd_hda_codec,snd_hda_intel
qm1d1c0042 4461 2
tc90522 9653 4
earth_pt3 11979 0
e1000e 156581 0
snd_compress 6227 1 snd_soc_core


音が出るようになってのちの、モジュール動作の現状でした。

↓  ↓  ↓  ↓
カーネル設定のfuse(filesystemの項)を
忘れていて、上記のlsmodの状態では、
pt3をdvbでは使えませんでした。
カーネルを修正。問題なく動いています。


posted by ブログ開設者 at 11:49| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする