2015年06月14日

youtuber。純雑談

新しい職業みたいなんだけどね。
若ければ、勢いでがんがん押していけるんだろうけど、
もっとアップしなきゃ、もっと人をこさせなきゃ、で
どんどん過激になりそうだね。
早くもしんどさが、垣間見えることもある。

老婆心ながら、この子の人生、この先、どうなっちゃうのかな、
なんて。そりゃ、一寸先は闇ってことだから、いい目の方が出て
大いなる成功が待っているのかもしれないが。

日本人が、日本でやってるぶんには、だめでも、
人生を修正していく機会が与えられるかもしれないが、
アニメや漫画がきっかけで、日本という国にドボンと
はまった海外組は、きびしいんじゃないかな。
いまはよい気分でも、10年先に同じことを
やっていられるかどうかについては、
かなりネガティブな予想が立つ。

youtuberの話ではないけれど、、、

アニソン関連の大会で見事優勝して、
プロの歌手になれたけど、5年後には失意のうちに母国に
帰らねばならなくなった人もいた。
ただ消費されるための存在でしかなかったんだね。
鮮度が落ちれば、もう要らなくなる。

これと同じようなことが、
日本にやってきたyoutuberに云えるんじゃないかな。
この国が好きなだけでは、何かが足りない。
じぶんで感じた日本を
英語などで発信してくれるのは、
日本国にとっては、たいへんありがたいことだけど。

歌手のクリスハートの成功は、
ライブに客を呼べるだけの歌の力がある
のはもちろんだけど、来日以前の下準備が
しっかりあった。日本の歌にずいぶん
親しんでいたようだ。

環境歴史学者に、あん・まくどなるど、って人がいる。
日本で活動している。里山と海との関係とか、
解き明かしてがんばっている。ずっと地道にやってきたが、
いまや上智の大学教授だし、日本国政府の環境関連の委員会にも
名を連ねている。活動が認められて、
母国のカナダ政府からも、表彰されたりしている。

この場合も、日本の国がどうとか以前に、
人間性を含むいろんな意味での下準備がしっかりできていたから、
成功できたんだと思う。

ときめきや恋心だけでは、永遠にやってはいかれない。
日本にやってきた若いyoutuberたちは、
日本の面白いところ(表層)を食べ尽くしたあとに、
意欲の源が何か残るのだろうか。
上手くやれているうちに、いろんなやり方があるだろうけど、
「脱・消費されるだけの存在」を図ってほしいね。

日本人の多くは応援するだろうし、
じぶんの国に帰るときが来たとしても、
日本での大いなる成功者として戻ってほしい、
と思うに違いない。

雑談、おわり。


posted by ブログ開設者 at 10:08| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする