self-buildというインストールの方法は、
思いの外よくできていた。
一回デフォルトvlcをインストール済みの状況、
として説明する。
「DTV関係ファイル置き場」などから、up0617.zipを
落としてくる。
ダウンロードディレクトリに行く。
以下のコマンドを実行。
$ sudo mkdir /usr/share/self-build-vlc
$ sudo cp up0617.zip /usr/share/self-build-vlc/
このあとは、synapticを起動し、
vlcを再インストールするだけ。
(up0617より新しいup0822では、上手くpatchが
当たらなかった)
この簡単さ、にわかには信じがたい。
再インストール後のvlc-1.1.13-2vl6からは、
たしかに二ヶ国語放送が聴ける。
(音声トラックを変えることで、
片側ずつ聴こえる(日本語優先)。
archlinuxのように、
聴こえるモードはない
起こっていることは、つまり、自動でアーカイブの中から、
必要な情報を取り出し、patchファイルを生成、
patchが当たるように指示書に記述し、
上手くビルドできちゃうってことだよね。
不思議だー。日本人って、すごくない?
これ、世界も驚いた温水洗浄便座なみ?
あとは、受信なんだよね。わが家は、
recpt1で、Dlifeはよく映っているが、
国営系BSは、どうも安定しない。
なんとか、dvbで受信したい。
じつは、いま、
いい線まではきているけど、
tuneでの受信が、受信できたように
放送局まで表示されるが、その下、最終行に
open: permission denied
なんてくっついて出てしまう。
こんなの直すの、簡単だ、と思ったら、
あまかった。あらゆるディレクトリや
ファイルに対する権限を開放し、
セキュリティファイアーウォールを無効にしても、
まだこのエラーが出る。助けてくれー。
rc.localのほうは、どうやらクリア
できたみたいだ。まだテレビ視聴ができて
いないから、上手く行ったと確定できないけど、
$ ls -l /dev/dvb*
をして見る限り、問題は解消したはず。
$ ps -ea
で様子をみても、問題なさげ。
ポイントは、/usr/local/binと
/usr/local/sbinにPATHが通っていなかった
ってことと、
niceコマンドの在り場所が、
/usr/bin/niceではなく、/bin/nice
だってことで、rc.localファイル上、
その辺りを修正した。
一回、悔し紛れに、rootになって、
tuneコマンドを実行したら、
open: permission denied
は、出なくなったんだけど、
vlcのほうが as root には対応していない
ってことで頓挫した。
rootでなら、
open: permission denied
が出ないってことは、
何かしらの権限の問題がシステム上
クリアされれば、okじゃないのかな。
んー。