2013年09月30日

vlcの状況のつづき、の最終版。archbang-20130927-x86_64

翻って、何もかにも、最新にしてしまっている
最新のarchbang、20130627-x86_64版を起動し、
前稿の更新候補の中から、疑わしきものをダウングレード
してみることにした。

まず、vlc-2.1.0-2を、
パッチ当て済みのvlc-2.0.8.a-1に
$ sudo pacman -U
コマンドで、downgradeした。

そして、
$ downgrade libdvbpsi
をしてみた。そしたら、一発で、
vlcのメニュー:「メディア」→
「キャプチャーデバイスを開く」の
「キャプチャーモード」に、
テレビ(デジタル)
出るようになった。
視聴も問題なくできた。

vlc_problem_clear.png

総括すると、いまのところ、

vlcは、一つ前の2.0.8.a-1を、
libdvbpsiも、一つ前の1:0.2.2-1

使うのが正しい、って結論に至った。
あとは、(じぶんの環境では)カーネルを含むすべてを
最新にして問題ない、ということに。

探求が成功裏に終わって、うれしい。
いまのところでは、vlc-2.1.0-2を使うより、
vlc-2.0.8.a-1を使ったほうが、いいのは、
間違いない。間違って、vlcとlibdvbpsiを更新してしまわない
ようにするためには、

$ sudo medit /etc/pacman.conf

23
24 # Pacman won't upgrade packages listed in IgnorePkg and members of IgnoreGroup
25 IgnorePkg = vlc libdvbpsi
26 #IgnoreGroup =
27

のように設定すれば、okだ。試しにチャックしてみる。

$ sudo pacman -Syyu
:: パッケージデータベースの同期中...
core 105.4 KiB 1122K/s 00:00 [######################] 100%
extra 1441.8 KiB 4.36M/s 00:00 [######################] 100%
community 2014.2 KiB 5.23M/s 00:00 [######################] 100%
multilib 107.7 KiB 1110K/s 00:00 [######################] 100%
archlinuxfr 14.5 KiB 56.1K/s 00:00 [######################] 100%
:: システム全体の更新を開始...
警告: libdvbpsi: パッケージの更新を無視 (1:0.2.2-1 => 1:1.1.0-1)
警告: vlc: パッケージの更新を無視 (2.0.8.a-1 => 2.1.0-2)

何も行うことがありません


ちなみに、vlcを最新の2.1.0-2にしてしまい、
libdvbpsiだけを1:0.2.2-1にする手は、ありやなしや。
あるかもね。

↓  ↓  ↓  ↓
やってみた。その手はなかった。
libdvbpsiだけをdowngradeするんでは、
「キャプチャーモード」に
TV-デジタル、TV-アナログの2つが出る
表示は変わらず、受信も

入力を開くことができません:
VLCはMRL 'dvb-t://frequency=0000:bandwidth=0'を開けません。詳細はログを確認してください。

とエラーになった。うーん。


posted by ブログ開設者 at 18:41| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

vlcの状況のつづき。古いarchbangでは!

システム内に残っているカーネルの一番古いのが
3.6.3-1-ARCH。一年ぐらい前のarchbangだと思う。
インストーラーのgrubのインストールが壊れていて、
もうひとつのブートローダーの選択肢である、
syslinuxでインストールしたものだ。

起動したときのカーネルが、3.9.4-1-ARCHで、
pt2の設定は、当初、recpt1で視聴していて、
カーネルの更新で観ることができなくなり、
放置していたままの状態であったようだ。
vlcのバージョンは、2.0.7-1。
当時は、パッチの当て方を知らず、
pacmanでインストールできるものを
そのまま使っていた。

この状態で、まずdvb関係のドライバ
など、視聴できる環境を構築した。
$ sudo pacman -U
コマンドを使って、
linux-3.11.1-2 linux-headers-3.11.1-2 vlc-2.0.8.a-1を
インストールした。
準備段階では、
$ sudo pacman -Syy
は、していない。
つまり古いデータベースで、
vlc-2.0.8.a-1をインストールした
ことになる。vlc-2.0.7-1で使われていた
関連ファイルは、アップグレード
されなかったようである。

この状態で、再起動後に、
vlcは、視聴できた。
alsamixerのmasterが
ミュートになっていて音が
出なくて手間取ったが。

このあと、
$ sudo nano /etc/pacman.conf
IgnorePkg = linux linux-headers vlc とし、
$ sudo pacman -Syyu
をかけた。エラーは、出なかったけれど、
再起動後には、
テレビが視聴できなくなっていた。
つまり、「キャプチャーデバイスを開く」の
「キャプチャーモード」に、
テレビの項目が消えていた。

ひょっとしたら、カーネルでも、
vlcでもなく、upgradeされた数多くある
関連パッケージのどれかが
不具合をもたらしているのかもしれない。

今現在、このシステムでは、
vlcを2.1.0-2にupgradeした。
映りの乱れの症状は、これまでと同じ。
カーネルは、3.11.1-2-ARCHのままなんだけど。
症状の修正は、昨日辺りに投稿した方法で、
問題なくなっている。

最近の9月あたりのarchbangでは、
linux-3.11.1-2 と
vlc-2.0.8.a-1のセットで問題なく、
動作しているはずなんだけど。
確かめてみる。

↓  ↓  ↓  ↓
諸般インストール済みの
archbangの20130917-x86_64版を確かめてみた。
カーネル:3.11.1-2
vlc:2.0.8.a-1
で、問題なくpt2は動いている。
$ sudo pacman -Syyu
をすると候補として
パッケージ (22): archlinux-keyring-20130926-1 arj-3.10.22-8
ca-certificates-20130906-1 cdparanoia-10.2-5
dialog-1.2_20130923-1 file-5.15-1 glibc-2.18-5
lib32-glibc-2.18-5 libdvbpsi-1:1.1.0-1 lighttpd-1.4.33-1
linux-3.11.2-1 linux-headers-3.11.2-1 lua-5.2.2-1
m4-1.4.17-1 mtdev-1.1.4-1 tint2-0.11-6 tzdata-2013f-1
udisks2-2.1.1-3 vlc-2.1.0-2 wget-1.14-3
xf86-video-fbdev-0.4.4-1 xf86-video-savage-2.3.7-1
が出た。
これをすべて更新すると、これまでと同じ症状が出るだろう。
逆に考えれば、上記のうちのどれかが、悪さをしているってことか。
カーネルとvlc、 新規インストールとなるluaは、除外して
インストール済みバージョンと併記しておくと、

archlinux-keyring-20130926-1-any.pkg.tar.xz
archlinux-keyring-20130818-1-any.pkg.tar.xz [installed]

arj-3.10.22-8-x86_64.pkg.tar.xz
arj-3.10.22-7-x86_64.pkg.tar.xz [installed]

ca-certificates-20130906-1-any.pkg.tar.xz
ca-certificates-20130610-1-any.pkg.tar.xz [installed]

cdparanoia-10.2-5-x86_64.pkg.tar.xz
cdparanoia-10.2-4-x86_64.pkg.tar.xz [installed

dialog-1.2_20130923-1-x86_64.pkg.tar.xz
dialog-1.2_20130902-1-x86_64.pkg.tar.xz [installed]

file-5.15-1-x86_64.pkg.tar.xz
file-5.14-1-x86_64.pkg.tar.xz [installed]

glibc-2.18-5-x86_64.pkg.tar.xz
glibc-2.18-4-x86_64.pkg.tar.xz [installed]

lib32-glibc-2.18-5-x86_64.pkg.tar.xz
lib32-glibc-2.18-4-x86_64.pkg.tar.xz [installed]

libdvbpsi-1:1.1.0-1-x86_64.pkg.tar.xz
libdvbpsi-1:0.2.2-1-x86_64.pkg.tar.xz [installed]

lighttpd-1.4.33-1-x86_64.pkg.tar.xz
lighttpd-1.4.32-5-x86_64.pkg.tar.xz [installed]

m4-1.4.17-1-x86_64.pkg.tar.xz
m4-1.4.16-3-x86_64.pkg.tar.xz [installed]

mtdev-1.1.4-1-x86_64.pkg.tar.xz
mtdev-1.1.3-1-x86_64.pkg.tar.xz [installed]

tint2-0.11-6-x86_64.pkg.tar.xz
tint2-0.11-5-x86_64.pkg.tar.xz [installed]

tzdata-2013f-1-any.pkg.tar.xz
tzdata-2013d-1-any.pkg.tar.xz [installed]

udisks2-2.1.1-3-x86_64.pkg.tar.xz
udisks2-2.1.1-2-x86_64.pkg.tar.xz [installed]

wget-1.14-3-x86_64.pkg.tar.xz
wget-1.14-2-x86_64.pkg.tar.xz [installed]

xf86-video-fbdev-0.4.4-1-x86_64.pkg.tar.xz
xf86-video-fbdev-0.4.3-3-x86_64.pkg.tar.xz [installed]

xf86-video-savage-2.3.7-1-x86_64.pkg.tar.xz
xf86-video-savage-2.3.6-4-x86_64.pkg.tar.xz [installed]

で、どうすべきか、だね。


posted by ブログ開設者 at 13:41| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

vlc-2.1.0-2、テレビの映像乱れ対処法、改良版。archbang-30120927-x86_64

メニューの
「メディア」→「キャプチャーデバイスを開く」
→「キャプチャーモード」で「TV-デジタル」を選択。
「□詳細設定オプションの表示」の「キャッシュ」の値:300ms→30ms

「ツール」→「設定」→設定の表示の「すべて」を選択。
「入力/コーデック」の「ストリームフィルター」→「DASH」の
バッファサイズ:30→3000

これで、地上波2時間、衛星2時間ほど、
まったく問題は出ていない。下のほうの
設定は、保存されるが、
効いているかどうかは不明。
数字の根拠はありません。
ただ、結果はいい、ということ。


posted by ブログ開設者 at 01:10| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする