2013年04月19日

rpmの矛盾。fedora18(xfce).x86_64

これ、dcp7030のスキャナドライバをインストールしてエラーに
なったあと、テストでコマンドを走らせたときのもの。

$ rpm -i --test brscan3-0.2.11-5.x86_64.rpm
パッケージ brscan3-0.2.11-5.x86_64 は既にインストールされています。
$ rpm -e --test brscan3-0.2.11-5.x86_64.rpm
エラー: パッケージ brscan3-0.2.11-5.x86_64.rpm はインストールされていません。


インストールできるかと尋ねれば、既にインストールされていると応え、
アンインストールできるかと尋ねれば、インストールされていないと応える。

/var/lib/rpmにある、__ab.001 __ab.002 __ab.03
の3つをrmしても、今回は状況が変わらない。

どこに具合の悪さがあるのか。rpmが悪い
とは一概に云えないけど、かつてのことを持ち出せば、
これが、fedoraをやめたくなる一因ではあった。

プリンタは、メーカードライバで問題なく
動いている。スキャナは滅多に使わないから、
動かずとも、たいした問題ではないけれど。

posted by ブログ開設者 at 17:33| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パッチ当て以前のvlc。fedora18(xfce).x86_64

バージョンの合うrpmをいくら探してきて
インストールするもエラーばっかり。

下記のサイトに教えていただきました。
http://blog.livedoor.jp/kerokerodo/archives/54427139.html

要約するとリポジトリを登録してインストールせよ、
ということなんですね。かつて、そんなふうにやっていた
ことを思いだした。

やり方は、下記の2つをひとつひとつ検索にかけて
ダウンロードするのが早い。

rpmfusion-free-release-18-3.noarch.rpm
rpmfusion-nonfree-release-18-3.noarch.rpm

で、

$ sudo rpm -ihv rpmfusion-free-release-18-3.noarch.rpm
$ sudo rpm -ihv rpmfusion-nonfree-release-18-3.noarch.rpm

$ sudo yum install vlc

で、一件落着。

vlcがデフォルトの状態でインストールできないのは、
いかにもfedoraと云わざるを得ない。
時代に置いていかれるぞ。

ってことで、パッチを当てていないvlcで
二ヶ国語放送をやってるところを見たら、
たしかに無音だった。

どうやって、当てるのかな。
こっちのほうのやり方、さっぱりわからない。
まずは情報集めをするしかないね。


posted by ブログ開設者 at 13:08| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

pt2設定(dvb版)。fedora18(xfce).x86_64

ちょっと前の投稿で触れたが、
fedora15以降、カードリーダー関係の
インストールは簡単になった、そうだ。
fedora18でもそうだった。

インストールが無事決まり、システムをuddateしたら、
yumで、

pcsc-lite-ccid-1.4.8-1.fc18.x86_64
pcsc-lite-1.8.7-1.fc18.x86_64
pcsc-lite-devel-1.8.7-1.fc18.x86_64
pcsc-lite-libs-1.8.7.fc18.x86_64(デフォルト既イン)

動作のチェックに必要なpcsc-toolsもインストールしておく。
$ wget http://dl.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/releases/18/Everything/x86_64/os/Packages/p/pcsc-tools-1.4.17-4.fc18.x86_64.rpm
(リンク切れになっていたら、名前バージョン番号で検索する)
落とした場所に行って下記を実行。
$ sudo rpm -ivh pcsc-tools-1.4.17-4.fc18.x86_64.rpm

$ sudo systemctl start pcscd.service
$ sudo systemctl enable pcscd.service
$ pcsc_scan
  Japanese Chijou Digital B-CAS Card (pay TV)
^C


手持ちのカスタマイズ済みtuneを/usr/local/bin内に配置したあと、
$ sudo chmod 755 /usr/local/bin/tune

$ sudo yum install fuse gcc ※追加
(fuse-2.9.2-1.fc18.x86_64)
$ sudo yum install fuse-devel
  (fuse-devel-2.9.2-1.fc18.x86_64)

「up0664.zip」をブラウザでネット検索、ダウンロード。
$ cd Downloads
$ unzip up0664.zip
$ cd fuse_b25-0.4.8/
$ unzip fuse_b25-0.4.8.zip
$ cd fuse_b25-0.4.8/
$ ./configure
$ make
$ sudo make install

$ sudo nano /etc/rc.d/rc.local
記述内容:
#!/bin/sh
for ADAPTER in 0 1 2 3 ; do
NEW_ADAPTER=`expr $ADAPTER + 10`
mkdir /dev/dvb/adapter$NEW_ADAPTER
chown root:video /dev/dvb/adapter$NEW_ADAPTER
chmod 0775 /dev/dvb/adapter$NEW_ADAPTER
/usr/bin/nice --4 /usr/local/bin/fuse_b25 --target /dev/dvb/adapter$ADAPTER /dev/dvb/adapter$NEW_ADAPTER -o allow_other
done
exit 0

$ sudo chmod 755 /etc/rc.d/rc.local
$ sudo chmod 755 /etc/rc.d
さらに、
sudo usermod -G users,root,audio,video ユーザネーム
などとし、権限で蹴られないようgroupに入っておく。


$ sudo nano /etc/systemd/system/rc-local.service
記述内容:
[Unit]
Description=/etc/rc.d/rc.local Compatibility

[Service]
Type=oneshot
ExecStart=/etc/rc.d/rc.local
TimeoutSec=0
StandardInput=tty
RemainAfterExit=yes

[Install]
WantedBy=multi-user.target

$ sudo chmod 755 /etc/systemd/system/rc-local.service
$ sudo systemctl enable rc-local.service
ln -s '/etc/systemd/system/rc-local.service' '/etc/systemd/system/multi-user.target.wants/rc-local.service'
$ sudo reboot
$ ls -l /dev/dvb
合計 0
drwxr-xr-x. 2 root root 100 4月 19 09:54 adapter0
drwxr-xr-x. 2 root root 100 4月 19 09:54 adapter1
drwxr-xr-x. 2 root root 100 4月 19 09:54 adapter10
drwxr-xr-x. 2 root root 100 4月 19 09:54 adapter11
drwxr-xr-x. 2 root root 100 4月 19 09:54 adapter12
drwxr-xr-x. 2 root root 100 4月 19 09:54 adapter13
drwxr-xr-x. 2 root root 100 4月 19 09:54 adapter2
drwxr-xr-x. 2 root root 100 4月 19 09:54 adapter3

$ tune 13 4 &
[1] 2275
$ Successfully tuned to XXテレビ .


まとめ:
今回ひかかって前に進めなかったところのひとつは、
fuse-develがインストールされていないと、
fuse_b25の./configureが通らない、ということ。

もうひとつは、いつものようにやったのに、
tuneで受信しようとすると、
open : permission deniedが出て、
何で失敗しているのか、ずいぶん判らなかった。
fedoraの場合、/etc/rc.d は、
一般ユーザにとってアンタッチャブルな
ディレクトリにしてあるみたい。
ありとあらゆるところに権限を与えて、
やっと当たった。

最近のfedoraでどうかな、と思い、
tune.cの修正、makeをやったけど、このところ
どこでやっても同じ下記の内容だった。
[xxx@localhost dvb-pt1-test]$ make
gcc -O2 -Wall -I../dvb-pt1/linux/include -o tune tune.c
tune.c: 関数 ‘search’ 内:
tune.c:99:16: エラー: ‘DTV_ISDBS_TS_ID’ が宣言されていません (この関数内での最初の使用)
tune.c:99:16: 備考: 未宣言の識別子は出現した各関数内で一回のみ報告されます
make: *** [tune] エラー 1

[xxx@localhost dvb-pt1-test]$

判るような判らないような、不思議な記述。
わかる人が早く直してくれたら!

fedoraでも時代は、recpt1よりdvbでござるよ。
kernelでどえらい変更がないかぎり。

二度目も大苦戦。今度は、
gccがインストールされていないことを失念していたりとか、
fedora18をインストールしたままの状態では、groupに
ほとんど入れていないということにうっかりとか。



posted by ブログ開設者 at 12:31| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

注意点。mbm+fedora18(xfce).x86_64

fedora18の場合、インストールcd上からは、
ブートローダをmbrにしかインストールできなかった。
したがって手当てをするにも、
一旦、mbrにインストールし、fedora18本体で
起動させるほかなく、であった。

mbrにブードローダをインストールしたら、
当然のこととしてfedora18のgrubで立ち上がる。

インストーラのインストール時点で、
すでに、update-grub ないしは、
grub-mkconfig -o /dev/sda のような
コマンドが走っているようだ。
立ち上がったgrubの画面には、
hddに入っているすべてのディストロが
リスティングされている。

このまま使っても、まあ差し支えないけれど、
安全性の高い二段階ブートに戻すことにした。

まず、立ち上がっているhdd内のfedora18から、
$ sudo grub2-install --force /dev/sda8
と、fedora18をインストールしたsda8のpbrに向け
ブートローダをインストールする。
必ず --force オプションをつけて
インストールしなければならない
(付けるのを忘れた一度目のインストールでは、
mbmから起動しなくて、悲しかった)。

それから、予め用意してある、ブータブルなmbm入りのcdを
ドライブに入れてpcを再起動。出たメニューの
インストール項目の3を選び、
続いて出たドライブ番号の選択で0を選び、終了し
cdをドライブから抜いて、再起動。
以上で、問題なく、すべてのディストロ、
manjaro、archbang、fedoraの3つが、
mbmから起動できるようになった。
起動項目の名前がすべてLINUX Ext2fsに
戻ってしまったが(簡単に直せる)。

操作をワンクッション増やしてでも、
mbmがなぜいいか、というと、
ディストロの削除が簡単だ、という
ことがあげられよう。ブートローダーを独立させることで
他の起動に影響なく扱える。これはある意味すごいことで、
困ったちゃんのwindowsを絡めたときなどに、
大きな威力を発揮するんではないか。

いまの世の中は、情報の囲い込み
戦争にいかに勝つか、みたいなヤラシいところがある。

pbrへの、ブートローダのインストールの簡易性なんて、
考えなくえもよいことに決まっているんだけど、やろうとしない。
fedoraの姿勢は、よくないね。

ブラウザ同士で「既定のブラウザ」争いを
しているのと似た悪印象がある。

改めて、みなさん! インストール後の本体から
grub(ブートローダ)をpbr(パーティションの突端)へ
インストールするときには、
--force オプションを付けるのを忘れずに!!

fedora18_xfce_desktopimage.png


posted by ブログ開設者 at 10:52| Comment(0) | linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする